民俗資料館の改修工事を施工中です。

【民俗資料館補強及び改修工事】茅ヶ崎市
 

茅ヶ崎市の工事で、民俗資料館の改修工事を施工しています。

 

茅ヶ崎市:民俗資料館(旧和田家)

梁に使われている木材が、とても立派なことに驚かされます。

木が持つ自然の曲りも、そのまま活かされています。
茅の総重量はおよそ25トンにもなるそうなのですが、それを支える1本1本は細い木であることに驚きます。先人の知恵ですね。
先日、市内の小学生の校外学習で施工体験を実施しました。
右のような土の状態から、木で叩いて固めます。
楽しそうに一生懸命みんなで施工してくれて、現場のおじさん達もほっこり。しっかりと未来に残るものができました。

 

日本では「文化財」や「伝統的な古いもの」という面の強い茅葺の建物ですが、SDGsの高まり等により、ヨーロッパなどでは新しく造られる「モダンなデザインの建物に茅葺屋根」という組み合わせもあるそうです。
上流階級の方がご自宅用に施工される例もあるとか。

完了までもう少し、しっかり気を引き締めて施工します。